お琴の音は良いけれど、大きく鳴らない、又大きな音はするけれど鮮明な音が出ない。 全体の音にバラツキがある。 買って何年か弾いているけど、音が出てこない。 弾くと肩がこる、手首が痛い。 琴柱でキズがついた、物にぶつけた。等、個々のお琴によって色々違ってきます。より良い楽器にするにはどうすればよいか診断をいたします。その他色々の修理もひきうけます。出張も致しますのでご相談ください。

皆様は琴を買う時どのような選び方をされますか。木目ですか、装飾ですか、それとも音色でしょうか。お琴は消耗品ですが少しでも長く弾くには材質の良いものを選ぶ事が必要でしょう、材質が良いと音も良くなります、 音とは、音質、音色にわかれてきます。音質は材質の堅さで決まり遠音がきくのもこの部分にあると思われます。音色は独特な音の性質のことで、琴の造り、糸締め、爪、の条件等で変わっ てきます。質の違う材で同じ音を求めることは無理になります。一本の木から柾目の琴と板目の琴を造ったとしても、音質は変わってきます。細かく言うと一面一面が違った音になるということです。ではどうすればよいか？ 音質、音色を大切にしながら奏者の好み、その人の力に合わせて選ぶことが 一番大切なことではないでしょうか。最近では、お琴に糸を張ってある所もあり試し弾きが出来るようにもなって きています。